月のパワーとアロマをバスタイムにプラス

古来より月には不思議なパワーがあると信じられていますが、最近ブームの「新月の願いごと」も月のパワーにあやかったものです。しかし、月のパワーは新月だけはありません。満ち欠けを繰り返す月の形の「月相」ごとにそれぞれ異なるパワーがあり、そのパワーを使いこなすことで、願いごとはもちろん、人生の質をグンと底上げすることが可能なのだとか。

そこでオススメするのが、心身の浄化と活性化を同時に行える「アロマバス」。水は古くから「月の精」ともいわれ、月のパワーを増幅するのに効果的とされ、また、アロマオイルには深いリラックスや高揚をもたらし、月相のパワーを強める力が期待できます。今回は、「恋愛」「金運」「ダイエット」「仕事」に効く月相とアロマオイルを使った、入浴方法を紹介します。(※妊娠中、アレルギー体質の人、3歳以下の乳幼児は控えてください)

■恋愛力をアップしたい

月相:満ちていく月(〜4月6日)

アロマオイル:イランイランやローズなど
 
恋愛に関する悩みなら、「満ちていく月」のパワーを味方にすると◎。満ちていく月とは、新月の翌日から満月に向かう月のこと。恋愛に対するテンションを高めて、感受性を豊かにし、魅力をアップする作用もあります。入浴時には、「イランイラン」「ジャスミン」「ローズ」「ゼラニウム」といった花の香りのアロマオイルを用意。バラ色の夕暮れをイメージしながらアロマバスに入ることで、ロマンチックな気分が高まり、愛情に恵まれやすくなるでしょう。

■お金に好かれたい

月相:満月(4月7日)

アロマオイル:マンダリンやベルガモットなど

「満月に向かってお財布を振ると臨時収入が入る」というおまじないをご存じですか? 実は満月は月の引力がもっとも強くなるとき。吸収する力が最大となるため、お金を引き寄せやすくなるのだとか。お財布を振るのもいいですが、自分自身を金満体質にしたいなら満月の夜の入浴が効果的です。使用するアロマオイルは、お金との縁を強くする「マンダリン」「ベルガモット」「ネロリ」「マジョラム」など。黄金色の雨が自分に向かって降り注ぐ様子をイメージしながら、ぬるめのアロマバスにゆったり入るといいでしょう。

■ダイエットを成功させたい

月相:欠けていく月(4月8日〜20日

アロマオイル:グレープフルーツやローズマリーなど

満月から新月に向かう月にはデトックス作用があります。浄化のエネルギーが高まるので、ダイエットにはぴったりの時期。成功のカギを握るのは、湯船で行うイメージトレーニング。満月がやがて美しい三日月へと姿を変えるように、スッキリ痩せた自分の姿を思い浮かべるのが効果的。脂肪燃焼効果のある「グレープフルーツ」や、新陳代謝を活性化させる「ローズマリー」のアロマオイルがオススメです。

■仕事力を身につけたい

月相:新月(4月21日)

アロマオイル:レモン、ペパーミントなど

やる気が出ない、成果が上がらないなど、仕事力の低下を感じたなら、「新月の力」を手に入れることです。新月には物事を新しく始めるエネルギーが満ちあふれています。新しいアイデアやインスピレーションがわき上がってくるので、仕事に生かすといいでしょう。オススメのアロマオイルは「レモン」「ペパーミント」「ティーツリー」「サイプレス」といったリフレッシュ効果がある香り。気持ちをスキッと切り替えて、元気を回復させたり、集中力を高めてくれます。

アロマオイルは単品で使っても、お好みでブレンドしてもOK。お湯は少しぬるめの38〜39℃を目安に。アロマオイルは2〜5滴が適当です。アロマオイルはお湯に溶けないので、入浴中にときどきかき混ぜるようにするといいでしょう。いつものバスタイムにプラスして心もカラダもバージョンアップしてみてはいかがでしょうか。

半身浴は美しさだけでなく"運"も磨ける! 月とアロマで願いをかなえるバスタイム - ハピズム