呼吸をするだけで太る!?二酸化炭素が太る原因

なんと、二酸化炭素が太る原因で、二酸化炭素を吐き出す量が多ければ多いほど太ると、デンマークの学者ラース=ゲオルグ・ヘルソージュ氏が提唱しています。

オレキシンという脳内ホルモンは二酸化炭素に影響を受ける」という説で、このオレキシンは、エネルギー燃焼や食物をどれだけ体内に取り込むかを左右するそう。二酸化炭素オレキシンに影響を与え、メタボリズムさえも変えてしまうのならば、太る太らないに関わってくるだろう、とのこと。

さらに、彼の説を裏付ける証拠として、米国内の肥満者の数は1986年から2010年の間、東海岸がトップで、その時期は二酸化炭素の濃度も東海岸がトップというデータが。二酸化炭素を吸い込むと、血液はより酸性化し、それがどうやらオレキシンと関係があるようです。

肥満が社会問題となる国では、どんな小さな可能性でもそれを研究することは大きな意味があり、デンマーク肥満研究センター長のソルキルド・シャールンセン氏も、興味深い説として注目しているよう。しかし、同時にみんなが呼吸をする中、同じ空気を吸っている中、肥満問題は不規則に様々な場所や時で起きていることから、ヘルソージュ氏の説はまだ十分ではないとも発言しています。

驚きの説ですが、少なからず二酸化炭素は影響するようですね。

二酸化炭素はデブのもと? | ギズモード・ジャパン