抗酸化成分にかわるアンチエイジング成分とは?

アンチエイジングに効果があるとされている抗酸化成分。ポリフェノールなど活性酸素を除去する成分は、サプリメントなどでもおなじみです。しかし、そんな抗酸化成分にかわり、話題になりつつあるのが「抗糖化成分」です。
 
■抗糖化とは?
抗酸化に次いで注目されている“抗糖化”。「身体の糖化を防ぐことこそが、老化防止につながる」という考え方から生まれたのが、抗糖化です。
 
■抗糖化のメカニズム
糖化は、血糖値が急上昇することで起こる現象で、体内に摂り入れた余分な糖分がたんぱく質と結びつくと、老化たんぱく質が形成され、健康被害をもたらします。しかも、コラーゲンやエラスチンなどの美肌に欠かせない成分は、特に糖化に脅かされやすい性質のため、シワやシミなど肌の老化現象を加速させるとか。そんな作用から最近では、アンチエイジングには「抗酸化よりも、むしろ抗糖化のほうが大切」という説もあります。
 
■抗糖化を促す食品
抗糖化の対策としては、糖質の吸収を遅らせる食物繊維が含まれたゴボウ・ホウレンソウ・サツマイモなどがおすすめ。また、食べ方の工夫として糖質の吸収を抑える酢や柑橘類を多く含む料理を食べたり、調理方法をシフトするのも効果的です。さらに、ローマカミツレ、セイヨウサンザシ、ドクダミ、ブドウの葉などの天然ハーブをハーブティーにして飲んだり、サプリメントとして摂取することによって、抗糖化作用が期待できるそう。
 
まだ、聞き慣れないですが、坑酸化だけでなく抗糖化も意識してしてみてはいかがでしょうか。 

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