紫外線対策に摂るべき食べ物とは?

暖かくなってきて外出する機会が増えた人も多いのではないでしょうか。そこで気になるのは紫外線。紫外線量は4〜9月が特に強いとされており、その量は、年間の7、8割とも。そこで今回は、浴びた紫外線をなかったことにする、オススメの食材をご紹介します。
 
■紫外線対策として摂るべき食べ物
その食材とは、赤の食べ物。例えば、鮭・いくら・海老・鯛などです。この赤い色に共通しているのが、アスタキサンチンという成分で、赤色は、カロチノイドと呼ばれる色素。このアスタキサンチンの並外れた抗酸化力が紫外線に効果を発揮します。なんとその量は、同じように抗酸化作用を持つビタミンEの500〜1,000倍、β−カロテンの約100倍!また、アスタキサンチンは紫外線によるダメージを防ぐほか、美白効果、シミ予防効果まであるので、浴びてしまった紫外線をケアするのにもってこいです。
 
アスタキサンチンの美容効果

・紫外線によるダメージ防止効果
紫外線を浴びると、体内で活性酸素が大量に発生。それにより様々な肌トラブルやダメージを引き起こします。しかし、アスタキサンチン活性酸素除去効果により、紫外線による肌ダメージを未然に防ぎ軽減することが可能です。

・美白効果
さらに、アスタキサンチンにはシミの原因であるメラニンの生成を抑制する美白作用があります。東京工科大学応用生物学部の芋川玄爾教授と藤田保健衛生大学等の共同研究により明らかになったもので、アスタキサンチンが化粧品にも多く使用される理由のひとつでもあります。

・シミ予防効果
アスタキサンチンメラニン色素の沈着を防ぐ効果により、出来てしまったシミを薄くするだけでなく、これから皮膚表面に発生するシミ予備軍を未然に防ぐことができます。
 
他にも疲労回復効果、アンチエイジング、体脂肪の軽減、眼精疲労の改善など、さまざまな効果があることがわかっています。もちろん、オールシーズン摂りたい成分でもありますが、是非紫外線が強いこの時期は、積極的に摂っていきたいですね。

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