国ごとに違うダイエットの秘訣とは?

「やせてキレイになりたい」という女心は万国共通。国ごとに生み出されたダイエットのヒントは、生活習慣が違っても、私たちにも参考になりそうなものばかりです。今回は、インド・フランス・アイスランドのダイエットの秘訣をご紹介しましょう。

【インド】
低脂肪の豆類、レンズ豆などを多彩なスパイスで味付けして楽しむ

人口の4割がベジタリアンといわれているインドは、菜食主義に関する知識や理解が徹底しています。野菜、米、豆類を多用するインド料理は、バラエティに富んだスパイスの味付け特徴。とくにチリ類は、新陳代謝をアップし、体内の脂肪をより効果的に燃焼させることでダイエットの強い味方に。また、レンズ豆やひよこ豆は低脂肪でタンパク質も豊富。腹もちがいいので食べすぎ防止にうってつけの食材です。豆類をたくさん食べていれば、脂っぽいものや塩分・糖分の高い不健康な食べものを避けることが簡単になります。

【フランス】
好きなものを少しだけ食べて精神的にも満足する

ダイエットだからといって、好きなものを全て断ってしまうのはストレスになり、かえってリバウンドを招きます。濃厚なソースで名高いフランス料理を食べているフランス人に肥満が少ないのは、いずれも量は少なめ、ということ。『スリムな体型を保つには、好物を少しだけ食べること』ということわざがあるほど。さらに、フランス人は習慣として、1日3食きちんと食べて、間食をせず、朝、昼、晩としっかり時間をかけて食べます。食事に時間をかければ、満腹感も持続。無駄なスナックを取る必要がないということもスリムな体型の秘訣のようです。

アイスランド
魚をたくさん食べる

魚を1年に食べる量が、世界平均(15Kg/1人あたり)の6倍(90Kg/1人あたり)というアイスランド。魚をたくさん食べる食習慣は、ダイエットにも非常に効果的であることが、数々の調査で証明されています。魚には、多くのEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれ、これらの必須脂肪には以下のような役割が認められています。
・体内で余分な脂肪が形成されるのを防ぐ

・食欲をコントロールする

・肝臓内の脂肪燃焼にかかわる遺伝子を活性化する

カリフォルニア大学の研究者によると、1週間に4回以上魚を食べることで、ダイエットの効果を2倍にすることができるそう。海に囲まれた海産物大国日本の私たちにとっても参考になりますね。

http://googirl.jp/biyou/693sekainodiet582/